バセドウ病の癒し

 当時、主人の転勤で大阪に住んでいました。何かしら体調が悪いのがずっと続いていました。
2011年1月の帰省中に高熱が出て、母に連れられて大洲病院に行き、そこで甲状腺疾患のバセドウ病であることが分かりました。ものすごく腫れあがっていました。そこから通院が始まりました。

 主人は大阪に戻りましたが、わたしはドクターストップがかかり、野村の実家で療養生活が始まりました。転勤前の2007年に「ゴスペル聖歌隊Rejoice」を通して教会に導かれ、2010年の帰省時には洗礼も授かっていましたが、神癒についてはまだよく知りませんでした。
 
 教会に行きたいのに自分では運転もできず、療養の身で「連れて行って」と母に強く言うこともできなくて、二か月くらい、牧師先生や皆さんのお祈りと励ましに支えられながら、実家で聖書を読んだり聖書の言葉を書き写したりして過ごしていました。
 
 2月に宇和文化会館の「レインボーコンサート」にRejoiceが出演するので「どうしても行きたい」と、両親に連れて行ってもらいました。そこで久しぶりに牧師先生とお会いできました。もうそのころには、薬で治る見込みはなく、大洲病院の先生から「手術しましょう」と言われていました。大分にN病院という甲状腺疾患で有名な病院があり、「そこで手術をしましょう。内服治療をしながら詳しく決めていきましょう」とのことでした。自分も看護師で手術室にいたので「もう、切った方が早いだろう」と思ったし、自分の中では手術を受けることを決めていました。
 
 牧師先生にそのことを言うと、聖書の話をしてくださいました。
「人は葡萄酒を作るのに、種を植え、何年も木を育て、収穫し、踏み、ジュースを作り、何年も熟成させ、美味しいワインを作ります。でも、イエス・キリストはふつうの水を一瞬で美味しいワインに変えることのできる方です。もし、めぐちゃんが信じるなら、バセドウ病のためにお祈りしましょう」
と言われ、
「じゃあ、わたしも手術じゃなくて、お祈りによって、イエス様によって治していただきたいです」
と答えて、お祈りしていただきました。
 
 そこから、みるみる良くなりました。もちろん手術もせず、薬もいらなくなっていきました。その春には主人の大阪勤務も終わりましたが、そのころには自分も大阪に戻って引っ越し準備などもできました。そして病院の先生からも「もう来なくて良いですよ」と言っていただきました。
 
 2015年度からは以前と同じ赤十字病院の手術室で看護師として元気に働いています。
 手術なしに癒してくださった神様に、心から感謝します!(Megumi)