65歳を目前にした2013年10月ごろから、足がむくみ、ベッドから立ち上がるのにも一時間近くかかり、椅子の立ち座りも、痛くてなかなかできなくなりました。
自宅(県営住宅) 3階までの階段の上り下りも、(段差を半分にするために)主人に板を置いてもらいながら30分以上かかりました。寝返りもできず、靴下の着脱も主人にしてもらっていました。教会に礼拝に来ても、歩くのが困難で、キャスター付きの椅子を持ってきていただいて、押してもらって移動していました。
自分が情けなく、自分の存在意義を見失い、自分はもう死んだほうが良いのではないかと考えたりしました(このことから、全盲だった時期に心が喜びと信仰に溢れていた事は、自分の立派さではなく、ただただ神様の恵みだったのだと思わされます)。
礼拝では、ほぼ毎回祈っていただき、私のための連鎖祈祷もしていただきました。
2013年12月で65歳になりました。そのころから、立ち上がるのが楽になりました。2014年8月以降、それまで階段に板を置いてもらって上り下りしていたのが、板がなくても上り下りできるようになりました。その後、杖をつきながら自力で歩けるようになりました。やがて杖も必要なくなりました。
2015年3月には、それまでの県営住宅3階から、新しい市営住宅の1階へ不思議な方法で入居することができ、楽になりました。これも神様の恵みだと思います。2016年5月の終わりには、久しぶりに料理当番の奉仕を少しだけすることができました。奉仕できるのが、とても嬉しかったです。最初は重いものは持てませんでしたが、だんだん重いものも持つことができるようになり、歩くスピードも人に迷惑をかけない普通の速さにだんだん回復していきました。
2020年現在、71歳ですが、杖なしに歩いています。
活動できる体にしてくださった神様に、牧師先生、敦子先生、神の家族に感謝します!(Sumiko)