喘息の癒し

 私は幼い頃から小児喘息の発作で、苦しい思いをしていました。発作になると呼吸が困難になり横になることが出来ず、一晩中前屈みになって10秒息を吐いて0.5秒ぐらいで息を吸う感覚での呼吸しか出来ず、苦しくて苦しくて。幼心にも「このまま死んだ方が楽になるんじゃないのかな」と思いながら耐えていたことを思い出します。両親が見るに見かねて、夜中に私を小児科へ車で連れて行き、薬や注射で発作を抑えていました。
 
 中学生の時には、2泊3日の野外キャンプがあったのですが、その宿泊でも喘息の発作が起こり、車の運転の出来ない母親がタクシーで山の中まで迎えにきてくれたこともありました。
 
 大人になるにつれて発作はほとんど出なくなり、季節の変わり目に症状が出る程度になりました しかし、2人目の子供を妊娠してからまた発作が起こるようになりました。
 当時、建物の4階に住んでいたのですが、階段の上り下りが息苦しくて出来なくなり、外にも出ら れない時期もありました。
 そのようなことを経験して薬が手放せなくなり、元気な時でも薬がないと不安になり、いつも家 に常備していました。

 2015年のイースター礼拝の日に初めて第一プラザ教会を訪れました。
それから約2年半程経って、2017年の秋ごろから、牧師先生のメッセージを聴かせて頂こうと思い、少しずつ教会に通うようになりました。
 
 それから2年ぐらい経った2020年8月2日の聖日のメッセージの中で、1964年8月30日に行われた第一プラザ教会の記念すべき初めての洗礼式についてお話されました。初めて来た中学3年生のM君が、その洗礼式を見学して「こんな清らかなものを見たことがない」と感動し、次の日の朝まで祈り続け、翌朝気がついたら小児喘息が癒されていたことを語られました。

 そのメッセージの復習会の時に、「そういえば私、全然喘息になっていない」ということに気付きました。季節の変わり目にはいつも喘息の症状が出ていたのですが、第一プラザ教会に通い始めてからその症状も出なくなっていました。
 今では薬さえ家にありません。全て処分しました。

 神様は全てをご存じです。私が神様の存在を知り、信じることによって、神様は私が知らないうちに、すみやかに喘息を癒して下さっていたのです。
 心から感謝します。(satoko)